田上市長のホッとトーク
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「2020年オリンピック」
2009/11/01(日)

広島・長崎がオリンピック招致を検討するというニュースを聞いて、驚かれた皆さんも多いのではないでしょうか。
「ぜひ実現してほしい」「競技場や宿泊施設は足りるの?」「お金はあるの?」
いろいろな声が聞こえてきます。もちろん多くの高いハードルがあることを承知で、誘致の検討を始めるという決意をしました。「市長のホッとトーク」の1回目は、そのお話をしようと思います。
* * *
これまで長崎と広島は「核兵器のない世界」を目指して、被爆者の皆さんを中心にさまざまな活動を繰り広げてきました。世界が核軍拡に向かう長い冬の時代にも、ヒロシマ・ナガサキは決してあきらめることはありませんでした。
そして、被爆から64年たった今年、オバマ米国大統領の登場で、核兵器廃絶の流れが一気に世界に生まれようとしています。この流れを、後戻りできないしっかりしたものにするためには、世界の多くの人たちが「核兵器のない世界をつくろう!」という声をあげることが大事です。その声は、政府を動かし、核兵器廃絶の流れに参加させる力を持っているからです。
もし広島・長崎でオリンピックを開催することができれば、そして、世界の人たちがそれを支持し、手伝ってくれるなら、これまで平和や核兵器廃絶にあまり関心をもってくれなかった人たちを仲間に加える大きなチャンスになるでしょう。
そして、被爆地を多くの人が訪れ、原爆資料館で被爆の実相を知り、平和公園で慰霊の気持ちを持ち、両市の市民と交流することができれば、長崎と広島は世界の平和に大きな貢献をすることができます。
今年の夏に長崎で開催された「平和市長会議」の行動計画に、広島・長崎でのオリンピック開催が盛り込まれたのは、そういった意義が認められたからです。
もちろん実現に向けては、お金や競技場や宿泊施設の問題など高いハードルがあります。どんなオリンピックになるのかは、これから具体的に検討することになりますが、長崎はメイン会場ではなくサブ会場として、いくつかの種目を開催するというイメージになると思っています。
実現には、「できるだけ質素なオリンピックにする」「ほかの都市も仲間に加える」といった工夫や、世界から寄付を募る方法など、多くの知恵が必要です。ふつうはもう少し準備をしてから発表するのですが、これから検討するという段階で発表したのは、時間がないことと、早くお知らせすることで多くの意見が集まることを期待したからです。
すでにいろいろなアイデアが集まり始めています。市民の皆さんのアイデアも、ぜひお寄せください。
これはチャレンジです。しっかりした価値のある目的があるなら、最初から「できない」ではなく、「どんなことができるのか」「ハードルを越える方法がないのか」をしっかりと検討してみたい。そう思っています。
「ぜひ実現してほしい」「競技場や宿泊施設は足りるの?」「お金はあるの?」
いろいろな声が聞こえてきます。もちろん多くの高いハードルがあることを承知で、誘致の検討を始めるという決意をしました。「市長のホッとトーク」の1回目は、そのお話をしようと思います。
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これまで長崎と広島は「核兵器のない世界」を目指して、被爆者の皆さんを中心にさまざまな活動を繰り広げてきました。世界が核軍拡に向かう長い冬の時代にも、ヒロシマ・ナガサキは決してあきらめることはありませんでした。
そして、被爆から64年たった今年、オバマ米国大統領の登場で、核兵器廃絶の流れが一気に世界に生まれようとしています。この流れを、後戻りできないしっかりしたものにするためには、世界の多くの人たちが「核兵器のない世界をつくろう!」という声をあげることが大事です。その声は、政府を動かし、核兵器廃絶の流れに参加させる力を持っているからです。
もし広島・長崎でオリンピックを開催することができれば、そして、世界の人たちがそれを支持し、手伝ってくれるなら、これまで平和や核兵器廃絶にあまり関心をもってくれなかった人たちを仲間に加える大きなチャンスになるでしょう。
そして、被爆地を多くの人が訪れ、原爆資料館で被爆の実相を知り、平和公園で慰霊の気持ちを持ち、両市の市民と交流することができれば、長崎と広島は世界の平和に大きな貢献をすることができます。
今年の夏に長崎で開催された「平和市長会議」の行動計画に、広島・長崎でのオリンピック開催が盛り込まれたのは、そういった意義が認められたからです。
もちろん実現に向けては、お金や競技場や宿泊施設の問題など高いハードルがあります。どんなオリンピックになるのかは、これから具体的に検討することになりますが、長崎はメイン会場ではなくサブ会場として、いくつかの種目を開催するというイメージになると思っています。
実現には、「できるだけ質素なオリンピックにする」「ほかの都市も仲間に加える」といった工夫や、世界から寄付を募る方法など、多くの知恵が必要です。ふつうはもう少し準備をしてから発表するのですが、これから検討するという段階で発表したのは、時間がないことと、早くお知らせすることで多くの意見が集まることを期待したからです。
すでにいろいろなアイデアが集まり始めています。市民の皆さんのアイデアも、ぜひお寄せください。
これはチャレンジです。しっかりした価値のある目的があるなら、最初から「できない」ではなく、「どんなことができるのか」「ハードルを越える方法がないのか」をしっかりと検討してみたい。そう思っています。

