田上市長のホッとトーク
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いよいよ『龍馬伝』
2009/12/28(月)

龍馬といえば、司馬遼太郎著「竜馬がゆく」が有名ですが、「龍馬伝」は、“司馬竜馬”ではない龍馬を描くのだそうです。さてどんな龍馬なのでしょう?
それは“成長する龍馬”だと、NHKの鈴木圭チーフプロデューサーが教えてくれました。つまり、最初から“大物”の龍馬ではなく、弱虫の龍馬が、いろいろな人と出会い、さまざまな経験をしていく中で、“坂本龍馬”に成長していくドラマらしいのです。
どんなストーリーになるのか、まだわかりませんが、「人は成長するものだ」という発想が真ん中にあるのはとても素敵ですね。どんなふうに龍馬が変わっていくのか、1年間楽しみです。
* * *
「龍馬伝」の放送が始まると、多くの観光客の皆さんが、長崎を訪れてくれると思います。でも、大河ドラマの放送は1年足らずで終わります。1年間お客様をしっかり迎えることはもちろんですが、「放送が終わった後に何を残せるか?」が、実はとても大事です。
私は、次の3つを必ず残したいと思います。
一つ目は「龍馬といえば長崎」という印象です。全国的には、龍馬ゆかりの地といえば高知と京都であり、残念ながら長崎とのつながりはあまり知られていません。でも龍馬がいちばん希望に満ちて活躍したまちは長崎です。そのことを日本中の人に印象付け、龍馬ファンが訪れるまちになりたいと思います。
二つ目は「新しい魅力」です。新しいさるくコース、新しいお土産、新しい料理メニュー……いま、新しい商品が次々に生まれています。上野彦馬撮影所跡や土佐商会跡の石碑も新しくなります。大河ドラマを契機に生まれたものたちが、一つでも多く残って、長崎の魅力として輝き続けてほしいと思います。
三つ目は「長崎ファン」です。大河ドラマをきっかけに訪れた皆さんが、おいしい食べ物、個性的な文化、市民の親切さなど、来るまでは知らなかった長崎の魅力にふれて、長崎ファンになってほしいと思います。何度でも訪れ、口コミで長崎の良さを伝えてくれる応援団になってくれるとうれしいですね。
* * *
大河ドラマの本格的な舞台になるのは、長崎にとって初めての体験です。しかも、わが長崎ふるさと大使、福山雅治さんが主役を務めるのですから、ここは長崎らしくみんなで盛り上げましょう。
まず、大河ドラマを観る、浜町の「長崎まちなか龍馬館」に行く、「長崎奉行所・龍馬伝館」に行くところから、新年を始めようではありませんか。
「オバマ大統領、来日」
2009/12/01(火)

オバマ大統領が11月13日、就任後初めて来日しました。
うれしかったのは、来日直前と来日後のインタビューで、大統領が「広島、長崎を訪問できたら名誉なことだ」と語ってくれたことです。
* * *
オバマ大統領の被爆地訪問には大きな意味があります。
今年4月のオバマ大統領のプラハ演説から始まった「核兵器のない世界」を目指す潮流は、国連やサミットや米ロの条約改定交渉を通じて、一歩一歩確かな歩みを始めています。しかし、まだまだ確かな流れとはいえません。
この流れに参加していない核保有国もあれば、「核兵器は必要」「原爆投下は正しかった」と考える人たちが多くいるのも現実です。核兵器が人間に何をもたらすのかを知らせる被爆地の使命は、まだまだ終わっていないどころか、今こそ重要になってきているのです。
核兵器と人類が共存できないことを本当に理解し実感してもらうためには、被爆地を訪れてもらうのがもっとも力強い方法だと私は思います。
もしオバマ大統領が長崎を訪問し、被爆の爪跡を見、被爆者の話を聞き、「ここを最後の被爆地にしよう!」「世界の人たちはここを見るべきだ」というメッセージを発してくれたら、そして大統領自身が感じたことを自分の言葉で語ってくれたら、それは世界に対するとても強いメッセージになるのは間違いありません。核兵器は持ってはいけないものだということを理解する人たちを増やすことに確実につながるでしょう。多くの人が被爆地に関心を持ち、訪れるきっかけにもなるでしょう。
大統領の被爆地訪問は、被爆地が世界平和に貢献できる大きなチャンスなのです。
* * *
被爆地の市民が、オバマ大統領を核兵器のない世界を目指す友人として歓迎する姿が世界に発信されることも、とても重要なメッセージになると思います。
私は、大統領の東京での演説を聴く機会をいただきました。同時通訳機を通して耳に入ってくる言葉を聞きながら、その底流に流れていたのは、「不信感にもとづく世界」ではなく「信頼にもとづく世界」をつくろうというメッセージだと感じました。
核兵器をめぐる歴史は、まさに不信感の歴史です。核兵器廃絶を訴えつづけてきた私たちも、その意味では同じメッセージを発してきたのだと思います。大統領が長崎を訪れたとき、敬意と友情をもって迎えることで、「信頼にもとづく世界」の姿を世界に発信できるような気がします。
来日前のインタビューで、オバマ大統領は任期中に被爆地を訪れたいという意向を示してくれました。今回の訪日は、たいへんあわただしい日程で、被爆地訪問はかないませんでしたが、次の来日時には、ぜひ被爆地を訪れてほしいと思います。その日が今から楽しみです。
うれしかったのは、来日直前と来日後のインタビューで、大統領が「広島、長崎を訪問できたら名誉なことだ」と語ってくれたことです。
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オバマ大統領の被爆地訪問には大きな意味があります。
今年4月のオバマ大統領のプラハ演説から始まった「核兵器のない世界」を目指す潮流は、国連やサミットや米ロの条約改定交渉を通じて、一歩一歩確かな歩みを始めています。しかし、まだまだ確かな流れとはいえません。
この流れに参加していない核保有国もあれば、「核兵器は必要」「原爆投下は正しかった」と考える人たちが多くいるのも現実です。核兵器が人間に何をもたらすのかを知らせる被爆地の使命は、まだまだ終わっていないどころか、今こそ重要になってきているのです。
核兵器と人類が共存できないことを本当に理解し実感してもらうためには、被爆地を訪れてもらうのがもっとも力強い方法だと私は思います。
もしオバマ大統領が長崎を訪問し、被爆の爪跡を見、被爆者の話を聞き、「ここを最後の被爆地にしよう!」「世界の人たちはここを見るべきだ」というメッセージを発してくれたら、そして大統領自身が感じたことを自分の言葉で語ってくれたら、それは世界に対するとても強いメッセージになるのは間違いありません。核兵器は持ってはいけないものだということを理解する人たちを増やすことに確実につながるでしょう。多くの人が被爆地に関心を持ち、訪れるきっかけにもなるでしょう。
大統領の被爆地訪問は、被爆地が世界平和に貢献できる大きなチャンスなのです。
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被爆地の市民が、オバマ大統領を核兵器のない世界を目指す友人として歓迎する姿が世界に発信されることも、とても重要なメッセージになると思います。
私は、大統領の東京での演説を聴く機会をいただきました。同時通訳機を通して耳に入ってくる言葉を聞きながら、その底流に流れていたのは、「不信感にもとづく世界」ではなく「信頼にもとづく世界」をつくろうというメッセージだと感じました。
核兵器をめぐる歴史は、まさに不信感の歴史です。核兵器廃絶を訴えつづけてきた私たちも、その意味では同じメッセージを発してきたのだと思います。大統領が長崎を訪れたとき、敬意と友情をもって迎えることで、「信頼にもとづく世界」の姿を世界に発信できるような気がします。
来日前のインタビューで、オバマ大統領は任期中に被爆地を訪れたいという意向を示してくれました。今回の訪日は、たいへんあわただしい日程で、被爆地訪問はかないませんでしたが、次の来日時には、ぜひ被爆地を訪れてほしいと思います。その日が今から楽しみです。

